HEROZ株式会社とサービス共同開発のPOC (Proof of Concept)開始

バリオセキュア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:稲見 吉彦、証券コード:4494、以下バリオセキュア)は、9月10日に公表しましたとおり、HEROZ株式会社(以下「HEROZ」といいます。)との間で資本業務提携契約を締結しました。

当社はこれまでネットワーク、セキュリティに特化し、サービスラインナップを拡大しながら成長を遂げてきました。その中で今般、「HEROZが保有するAI人材」×「当社が保有する希少なセキュリティ人材のドメインナレッジ」による技術専門集団ならではの継続的な新規サービス創出体制を確立し、更なる成長を目指すべく、本提携を行うことを決定いたしましたが、それに先立ち、当社とHEROZとの間では、AI導入を検証するためのサービス共同開発のPOC(Proof of Concept)を開始いたしました。

当社は自社開発のネットワークセキュリティ専用機(以下「VSR」といいます。)を事業所やデータセンター等に設置してインターネットの通信、安全確保のために24時間、365日の運用監視を行っており、2021年2月末日時点では日本全国で7,372台が稼働しております。サービス共同開発のためのPOCとして、VSRで収集されたトラフィックの時系列データをHEROZの独自AI技術である「HEROZ Kishin」の予測エンジンを用いて分析し、トラフィックの予測を行う試験を行います。今後、予測された結果が、セキュリティインシデントリスクや機器の能力不足の早期発見に有効であるかの確認を行ってまいります。

当社はHEROZとともに、サービス共同開発を通じてマネージドサービスのエンドユーザーへの新たな付加価値の提供を目指していく予定であり、具体的なサービス、製品等については順次、公表していく予定です。

以 上

《バリオセキュアについて》
バリオセキュアは、多様なセキュリティ機能を実装したセキュリティアプライアンス機器「VSR-VarioSecure Router」の製造ならびにVSRを使用したマネージドセキュリティサービスの提供、UTM 機器「VCR-Vario Communicate Router」の販売、EDRサービス、メールセキュリティサービス、テータバックアップ・転送サービスなどを行っています。米国に本社を持つコンピュータセキュリティ監査の最大手である ICSA の Firewall 認定を取得している国内メーカーとして、また、多様なセキュリティソリューションを提供するソリューションプロバイダとして、お客様のニーズにいち早く対応し、常に先進のセキュリティ/ネットワークソリューションをご提供する企業を目指します。
《HEROZについて》
HEROZは、「驚きを心に」をコンセプトとして人工知能(AI)等の技術で「世界を驚かすサービスを創出する」ことを目指しています。今後も独自AI「HEROZ Kishin」を軸にディープラーニング(深層学習)等の機械学習の研究開発やビジネス活用を続け、人工知能(AI)革命を起こし、未来を創っていきます。