バリオセキュア、5ユーザから始められるVario EDRサービスの提供を開始

「情シス as a サービス」構想により、高リスクインシデントへの企業の対応負担を軽減

バリオセキュア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:稲見 吉彦、以下 バリオセキュア)は、F-Secure (本社: フィンランド・ヘルシンキ、CEO: Samu Konttinen、以下、エフセキュア) のサイバーセキュリティサービスである「F-Secure (R) Rapid Detection & Response」を活用したマネージド型EDR (エンドポイントでの検知と対応)「Vario EDR」サービスの提供を9月15日より開始いたしました。

近年、企業に対するサイバー攻撃は巧妙化、複雑化の一途をたどっており、既存のウイルス対策ソフトウェアだけでは防御として不十分な状況だと言えます。これは大企業だけでなく、中小規模企業にとっても深刻な問題です。なかでも、「サプライチェーン攻撃」と呼ばれる、最終的なターゲットとなる企業を攻撃する過程で、その取引先企業への攻撃をおこなって踏み台とし、標的である企業にたどり着く手法による被害も急増しています。今回のサービス開始により、セキュリティ対策の遅れにより攻撃を受けやすい中小規模企業に対し、高リスクなインシデント対応をサポートし、少人数から導入できるEDRサービスが提供可能となります。

Vario EDRサービスでは、企業の各端末にエフセキュアのソフトウェアをインストールすることで、AI及び機械学習による攻撃分析の実施と、重大度と信用度に基づいたリスクレベルのスコア化を行います。高リスク判定されたインシデントに対しては、バリオセキュアのセキュリティアナリストによるプロセスの正常性や異常通信確認を実施し、管理者様へメールによる調査結果を報告します。

専任のセキュリティ対策部門の設置/維持が困難な中小規模企業に代わり、バリオセキュアが高リスクのインシデント対応をサポートすることで、サイバー攻撃によるリスクを軽減することが可能となります。また、EDRサービス導入時に、中小規模企業にとって高いハードルとなるユーザ数においても、最小5ライセンスよりご導入いただくことができます。

Vario EDRサービスでは、バリオセキュアの掲げる「情シス as a サービス」構想により、社内の情報システム管理負担をサービスにより解消し、企業の負担を増やすことなくセキュリティレベルの向上に貢献いたします。

今回のVario EDRサービスの提供開始について、エフセキュアのアジアパシフィック地域担当バイスプレジデントであるキース・マーティン氏は以下のように述べています。

「弊社が提供するマネージドEDRにおいて、日本国内でセキュリティにおける豊富な実績を持つバリオセキュアと協業できることを嬉しく思います。サイバー攻撃が巧妙化/複雑化している今、セキュリティ対策が不十分な企業は攻撃者にとっての格好の標的となります。企業にとってセキュリティ対策に多くの予算を割いたり自前の専任部署を設置することは難しいですが、バリオセキュアが脅威の検知・対応のマネージを担当することで、優れたセキュリティサービスの導入がより容易になります。」

《F-Secureについて》
エフセキュアほど現実世界のサイバー脅威についての知見を持つ企業は市場に存在しません。数百名にのぼる業界で最も優れたセキュリティコンサルタント、何百万台ものデバイスに搭載された数多くの受賞歴を誇るソフトウェア、進化し続ける革新的な人工知能、そして「検知と対応」。これらの橋渡しをするのがエフセキュアです。エフセキュアは1988年に設立され、本社をフィンランド・ヘルシンキに、日本法人であるエフセキュア株式会社を東京都港区に置いています。
https://www.f-secure.com/ja_JP/