導入事例

ドコモ・システムズ 様

顧客情報保護とセキュリティアウトソーシングの両立

ユーザーの生命や財産を守るアウトソーシング

ドコモ・システムズは、NTT ドコモの子会社で、モバイルソリューションやASP ソリューションなどを手掛けるシステムインテグレーターです。NTTドコモグループ向けシステムの開発や運営を手掛ける一方、自社で開発した各種ソリューションを、一般の企業や個人客に提供しています。

ドコモ・システムズのビジネスソリューション事業部 マシンコムグループでは、数多くのASPサービスを手掛ける中で、サーバのセキュリティにアウトソーシングを積極的に活用しています。その理由を、マシンコムグループ 担当課長の伊藤信彦氏は、次のように説明しています。

「ASP は体力勝負です。軌道に乗るまでは出費をできる限り抑えていかなくてはなりません。セキュリティの管理をエンジニアに委託すれば1人月で100万円からの費用が必要となりますが、バリオセキュアのアウトソーシングサービスなら月額3万円台からという低価格で利用できるため、運用コストを大幅に削減できます。また、クラッカーの連中は実に研究熱心で、普通のエンジニアでは太刀打ちできませんが、バリオセキュアは、そうした連中とも対等に渡り合えるような高いスキルを持ったセキュリティ技術者集団ですから、安心して任せることができます」

伊藤氏らが携わっている代表的なサービスには、位置情報サービスの「DoCo です・Car」「DoCo です・WALKER」があります。
DoCo です・Car は、運送会社やタクシー会社などをターゲットとした車両運行管理サービスで、自動車の位置情報をGPS 機能付きDoPa(NTTドコモのパケット通信サービス)端末によって把握、ユーザーがセンターにアクセスすることで地図上に位置を表示するというサービスです。
また、DoCo です・WALKER はGPS 機能付きi モード携帯電話によって個人の位置を把握するサービスで、企業の外回り社員だけでなく、家庭や学校、養護施設などでの利用を想定して緊急通報機能も備えています。
この2つのサービスは加入者を順調に増やしてきました。現在では1 万台近い端末で利用されています。
「加入者が増えてくるにつれ、社会的責任は重くのしかかってくるようになりました。というのも、どちらのサービスも人の生命や財産に関わるものですから、サービスの停止をできるだけ避ける必要があるのです。サーバは冗長構成になっていますが、さらに回線の冗長化を行うことにしたのです」(伊藤氏)

そこで、VSR のマルチホーミング機能を使い、ISP 側のDNS を利用しつつ、複数のISP から回線を引き込んで冗長化することにしました。
これは、一般的には実現困難とされている手法ですが、バリオセキュアは独自技術によって可能としました。
検証が問題なく済み、その方法で本番環境の回線を冗長化させることが決定したものの、予定の1週間ほど前のある深夜に、本番環境の回線不良が発生しました。

「そのとき、深夜だったにも関わらず、バリオセキュアのスタッフが駆け付けてくれました。テスト環境の冗長化された回線と本番環境の回線を付け替えるという方法で対処し、トラブルは4時頃には解決していました。このときの迅速な対応には本当に助けられました」と、伊藤氏は当時を振り返ります。
本来は1週間後に行うはずだった回線の付け替え作業を、期せずしてトラブルの機会に行うことで、短時間で無事に完了した結果となりました。

ドコモ・システムズ 様

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